私自身もAEDとCPRの講習は何度も受けています。

でもいまだにその現場に遭遇したことはありません。それはもちろんいいことですか・・・・できれば遭遇したくないですが、
でもいつ、なんどき、何が起きるかわからない・・・・。

そしてことが起きたときに果たして身につけた知識をいかすことはできるのか・・・

試せるものじゃないから、一発本番です、遭遇した際には。

ご存知の方もいるかもしれませんが、父の会社で先日死亡事故が発生しました。
未然に防げるわけではなかった事故だったようですが、
ちょうどその場に少し遅れてですが父が駆け付けたそうです。

ですが、その時はもう、見てすぐに絶望的な状態ということがわかるほどだったそうです、

見られないくらいだったそうで。。。当然誰も何もできない立ちすくむ状態だったらしいです。
もう99%助からないように見えたようですが、父はなりふり構わず、心臓マッサージを開始したそうです。顔は血だらけだったそうなので、マウストゥマウスはしていませんが、
そうゆう場合、口をつけることは危険ということを講習会で学んでいたこともあり、
心マッサージに徹し、AEDを起動させたらしいです。

父が駆け付けたのは遅いほうだったみたいですが、何も施せる状態ではなかったところに
無我夢中で

ただ、助けたい…という一心でとった父の行動は、誇らしくもあり、
素晴らしい。。。
結果的にはほぼ即死状態だったみたいで、施しようがなかったようですが、
あとで父に聞いたら、
[できるできない、怖い、やったことない・・・じゃなく、助けたい!ただひたむきに助かってほしい]

その思いが父を突き動かしたみたいです。
聞いていて涙が出ました。もちろん、命を落としてしまったその方の無念はあります

もし、どこか違うところで一刻を争う場面に遭遇したら自分は何ができるだろう・・・。
講習会で得た知識をいざ現場で使うためには
戸惑いや恐怖なんて、言っている場合ではなく、
そこに助けたい!何とかしたいという熱い思いがあるかどうか。。。。
というのが大切だと感じました。
  その人が知り合いでも知り合いでなくても、
人を思い、人を作り、自分を動かす。。。。そこに迷いやためらいはいらない。。

父を尊敬しています。。本当に父と母の娘でよかった、幸せです。

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